難民支援NGO Dream for Children ~チベットとビルマの難民支援






難民支援NGO"Dream for Children" イベント

【2月3日@大阪】国際協力セミナー
『チベット難民の今
 ~連れ去られた100万人の子供たち』


【内容】
 今、チベットでは子供たち100万人がかつてない悲劇に見舞われています。

 

 4歳以上の子供たちが、本人や家族の意思に関係なく強制連行されています。連行先は全寮制の学校。休み時間・放課後を含め、チベット語の使用が認められるのは週に1時間以下です。全寮制のため、家に帰ることもできません。親に会うことも叶わず、子供たちはチベットの文化から強制的に引き離され、母語の習得も難しくなっています。

 

「4歳で全寮制の学校に行かされると、7歳になる頃にはチベット語がまったくできなくなります。」

 

 子供たちにチベットの文化や言葉を教えることは難しくなっています。

「チベット語、文化の普及につとめた叔父は、無期懲役刑を受け、獄中死しました。」

 

 このような状況から逃れるため亡命を目指す人もいます。しかし、近年、その亡命も難しくなっています。

『標高5千メートルのヒマラヤを徒歩で超えて亡命しました。亡命後は栄養失調です。』


 チベット本土の状況に加え、この14年間支援してきた亡命先のインドの難民街の様子もお届けします。

 同じ地球の上で起きていること、一緒に考えてみませんか?  

 


昨年2月の国連報告書の元データとなっている書籍「世界がまだ知らない真実」(Tibet Action Instisute編、難民支援NGO "Dream for Children" 代表亀田浩史訳、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所出版)を当日配布予定です。


【日時】
 2024年2月3日(土)午後2時30分~4時(午後2時開場)


【場所】
大阪市立大淀コミュニティセンター 第3会議室
(大阪市北区本庄東3-8-2)
 地下鉄谷町線・堺筋線、阪急「天神橋筋六丁目」下車 徒歩8分
地図はこちら

 


【講演者】
亀田浩史(難民支援NGO “Dream for Children”代表)

 


 東京大学卒。東京大学大学院修士課程修了。


 旅の最中に出会った難民たちの姿に胸を痛め、難民支援NGO“Dream for Children”を設立。チベットからインドに亡命したばかりの人が暮らしていけるよう、無償で英語・コンピュータ教育を実施。これまでに、3,000人以上を指導。高等教育を志向する難民には返済不要の給付型奨学金を支給。同時に、人々が亡命を余儀なくされる原因を探るべく、聞き取り活動を行い、情報発信を行っている。


● 著書

 「弾圧で引き裂かれた家族」

 

● 訳書

・「チベットの主張」

・「チベットの反論」

・「連れ去られたチベットの少年」

・「心の智慧:ダライ・ラマ法王金言集」

・「世界がまだ知らない真実」

・「暗闇に差した光」

・「尋問の記憶」

・「故郷を追われるチベット人遊牧民」

・「チベット人女性の悲劇」

 

 ダライ・ラマ法王事務所、チベット亡命政権の翻訳も手掛ける。

 


【参加費】
 無料


【お申し込み】

こちら からお申し込みください。
※空席があれば当日参加も可能です。


【過去の参加者のご感想】
●現地の人の実際の声は非常に心に突き刺さります。講演の中にそういったものが取り上げられており、よりリアルに世界で今も起こっていることなのだと感じました。

●講演を聞いて、まず大きな衝撃を受けました。同じ空の下で生きている人間で、こんなにも差があるものだとは思いませんでした。多くの人が犠牲になっているチベット・・・、僕にも何かできることはないだろうか・・・、と講演中ずっと考えていました。チベットの治安はまだ悪いですが、よくなることを願っています。なぜ人間はみな平等ではないのだろう・・・。僕にとって色々考えさせられた講演でした。

●チベットの難民はかわいそうだと思いました。自由があるといいね、と思います。世界にはチベットの人々のような人がたくさんいると思うと、何かしてあげたいと思いました。授業で初めて泣きました。


みなさまのお越しをお待ちしています!

 

 

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