難民支援NGO"Dream for Children"
〜チベットとビルマの難民支援〜
組織概要
2010年設立の難民の支援を目的としたNGOです。『難民のいない平和な世界の構築』を究極のミッションとして活動しています。 現在はチベットとビルマ(ミャンマー)の難民を対象にしています。
【短期的支援】
●難民への物資・教育支援
現在難民となっている人々への支援です。特に、亡命先で必要となる英語教育に力を入れています。大人も教育対象です。本来働かなければならない年齢の大人も、言葉の違う 亡命先で仕事を見付けるのは容易ではありません。大人の難民には英語教育を通じた就業支援を行っています。【長期的支援】
難民問題は単純な貧困問題ではありません。難民の人達は様々な理由で故郷を追われています。政治的な問題が絡むことも多く、問題解決では容易ではありません。 しかし、いつの日か彼らが故郷に戻れるようにするべく、長期的視点に立った活動も行っています。●現地での難民発生原因、難民の状況の調査
●書籍・講演会・ブログでの情報拡散
●難民の発生原因をなくすための各種国際機関との折衝
チベット難民とビルマ難民には、以下のような共通点があります。
[1] 本国の政府が人々に弾圧を加えている。
[2] 発生した難民が隣国にコミュニティをつくっている。
[3] 仏教が盛んで、仏教徒を中心とした平和的な抗議活動が行われている。
両者の状況が似通っていることから片方の難民に対してうまくいった支援をもう片方の難民に対し展開していくことを考えています。
数年前、インドで暮らす11歳の少女に出逢いました。その少女は、弁護士を目指して勉強に励んでいました。
「なぜ弁護士になりたいの?」と尋ねると、
「私のお父さんは故郷で映画を撮影しただけで、投獄された。お父さんを助けたい。お父さんの他にも似たような人たちがたくさんいる。少しでも何かしたい。」
11歳の少女はまっすぐ前を見つめてこう言いました。この少女は、故郷の弾圧から逃れてきたチベット難民。父親は、故郷チベットの刑務所の中です。この親子が日本に生まれていれば、何の問題もなく暮らしていたことでしょう。
人は生まれる場所を選べません。
生まれる場所が偶然決まるのだとしたら、幸せな場所に生まれた人が恵まれない場所に生まれた人に対して何かしなければいけないのではないか。 そう思った私は、それから毎年のように難民居住地へと足を運ぶようになりました。
私たちの目的は、難民が亡命先で豊かに暮らせるようにすることではありません。難民の人たちにいつの日か故郷に帰ってもらうことです。そのためには、彼らの故郷の問題を 解決していかなければなりません。
難民を取り巻く状況は難しく、問題が世界に伝わりにくい側面があります。世界の人々に知られず、苦しんでいる人々がいることは哀しいことです。 まず、彼らの置かれている状況を1人でも多くの人に知っていただくこと、それが問題解決の第一歩だと思います。
HPにもブログにも色々な情報を掲載しています。初めてご覧になる方にはショッキングな情報もあるかもしれません。しかし、紛れもなく同じ地球の上で起きていることです。 少しでも興味を持っていただけますと幸いです。あなたにできる形でいい、一緒によりよい未来を創っていきませんか?
皆様の温かい応援をお待ちしています。
代表 亀田浩史
【年次活動報告書】
2010年度活動報告書
2011年度活動報告書
定款
〒468-0069 愛知県名古屋市天白区表山三丁目15-6サニーヒル表山7-206
難民支援NGO "Dream for Children"電話:052-355-6895
dream.for.children.japan@gmail.com
※日本事務所の常勤スタッフがおりませんので、電話はつながらない場合があります。電話がつながらない場合は、e-mailでのご連絡をお願いいたします。ご不便をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。
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